LBNK07Aは様々な新機軸を投入いたしましたので詳しく紹介させていただきます。
1.LEDについて
LEDは4種類のLEDを比較検討して最適な物を選択いたしました。今までの商品に使用していたものと違いレンズの部分が半透明になっています。これにより光を拡散させることができます。201系の場合ヘッドライトだけではなく前面種別表示器も明るく点灯させる必要があるため十分な明るさを確保しながら光を拡散させることができるLEDを採用いたしました。
2.基板設計について
LBNK07Aには追加のLEDをはんだ付けできるように増設用のはんだパッドを設けております。お客様にて追加のLEDをはんだ付けしていただくことでさらにグレードアップさせることができます。
上はLBNK07Aの製品画像ですが赤い丸で囲った部分が追加LED用はんだパッドです。なお、こちらは既存LEDと並列回路になります。基板上の抵抗を経由しているので別途抵抗やCRDは不要です。このはんだパッドを使用したサンプルが下の画像になります。
LBNK07Aに配線済みチップLEDをはんだ付けしたサンプルです。こちらでは以下の製品を使用しています。下記製品も当店より発売しております。PL2012NPWHは新発売となります。
- PL2012NPWH 配線済み無極性チップLED 2012サイズ 白色(5本入)
こちらは無極性LEDで進行方向に関係なく点灯しますので前面種別表示器用に使用しています。 - PL1005WH 配線済みチップLED 1005サイズ 白色(5本入)
こちらは後進時に乗務員室灯を点灯させるために使用しています。
PL2012NPWHを使用すると前面種別表示器を白色に点灯させることができます。この際、前面種別表示器用プリズムの一部(テールライト用LEDが当たる部分)の遮光処理をしていただく必要があります。下の画像はライトケースからプリズムを取り出した状態のものです。
ライトプリズムのテールライトが当たる部分を遮光処理してください。
プリズムを戻して基板を取り付けた状態です。砲弾型LEDをケースに通す前に配線済みチップLEDは先に通しておいてください。
無極性LEDがプリズムに当たるようにしてセロテープ等で簡単に固定してください。
この状態で線路に乗せて点灯させてみます。前面種別表示器の部分は白色で点灯しております。
白色の配線済みチップLEDを使用して乗務員室灯を再現される場合は以下のような感じになります。取付の際はボディから全面窓ガラスを外して固定していただいたほうがいいと思います。
ボディを戻して点灯させています。お客様にてグレードアップさせることができますので是非試してみていただきたいと思います。